kesson8感想(再び)

大好きな回なのに、どうしても感想書きづらいのはなぜ〜。上手くまとまらなくてすいません。
前回の落ち込み千秋のまま。缶詰を置いてソファーにすとんと座る千秋がけっこう可愛い。
征子ママが黒田さんなのは、本当はちょっとイヤだったのですが、でも、セレブでアンニュイなママを無難にこなしてくださった気もします。
さて、オーボエ協奏曲。曲に合わせて千秋の表情も指揮も柔らかく、ゆとりが感じられてステキ。舞台の袖で気持ち良さそうに聴く峰ら4人とまったく気持ちは一緒です。ここで黒木のモノローグをかぶせなかったのは潔くてよかったかも。
福士誠治玉木宏の共演は、タイプの違う男前同士、自分的にはすごくワクワクでした。中でも演奏前の黒木と千秋の対峙が一番好きです。ステージに2人が登場、黒木の後ろを千秋が通る、そこだけスローになるのがめっちゃカッコイイんだよなぁ。
そしていよいよブラ1。原作でも大変見ごたえのあるシーンでしたが、玉木千秋の背中が、原作と全く一緒なのに驚いた。もう清冽としかいいようのない指揮っぷりに圧倒された。本当に、あの難しい曲をよくあそこまでこなしたよね。
そしておそらく原作を超えてしまったと思われる催眠シーン。あそこでバーバーを使ってきたというのがこのドラマの凄いとこ。子どもに戻って「取ることが、できなかった」とむせび泣く千秋と、女神のような慈愛を与えるのだめの演技が、文字通り神がかっていた。夜が明けて、青い朝日の中に浮かび上がる千秋とのだめ。毎回ここで泣けてしまいます。音の無いラストもすごく良い。いつものEDのラプソが静かに神秘的に聴こえてくるから不思議。
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