#13 鉄砲と花嫁

戦シーンはなかったけれど(あ、下関戦争はあったね。三味線高杉さんは出てこなかったけど!笑)でも、面白かったし、じーんときました。まあ正直、私は尚乃助の中の人があまり得意ではないので、萌えとまではいかないんですが
今回も三郎は良かったなー。一寸前までは憎まれ口を叩いていたのに、一転、綺麗な所作で丁寧にお辞儀、改まって姉・八重に「おめでとうごぜいやす」…。ヤラレタ!完全に不意を突かれてヤラレタ!今回、唯一涙腺崩壊してしまったシーンだ。こういうのに滅法弱いんだよ〜。
あと、西郷さんも良かったねー。吉川さんの西郷はご本人も認めてるとおり、全然西郷どんに似てない。なのにとっても西郷どんらしい。西郷さんにしてはかっこよすぎるのに、嫌味がないどころか大層好感が持てる。それもこれも、きっと吉川さんの真面目で丁寧な役作りのせいなんだろうな。貫録というか恰幅の良さの見せ方や、温厚さと怜悧さの切り替えの妙とか、とっても研究してこられたんだろうなぁというのが想像できる。そういうのが見て取れるのは、良いのか悪いのかわからないけど、こういう姿勢の役者さんは好きです。