義朝記事とクロ現

玉木宏 : 清盛のライバル・源義朝役「生きることに対してのパワーが視聴者に伝われば」
源義朝を演じる玉木宏、平清盛の松ケンとライバルでの初共演に喜び!
大河の出演直前にニュースが来ましたね。大体は既出内容のようですが、あらためて読んで感慨新たです。「ちゃんと自分の力で生きていく、ということを感じていただければ」にじーんときちゃう。自力救済の概念ですよね。義朝について語る玉木さんの言葉には、今までにないほど役柄とのシンクロを感じます。他でもない大河ドラマでこのような役柄を演じる玉木宏を見ることのできる幸せ。しかも演出・脚本・美術・音楽・キャストなど、ほぼ全てに渡って、斬新かつ一流の製作陣で玉木宏を見ることの幸せ。もうね、毎日ウキウキしていますよ!
先日、NHKの「クローズアップ現代」で、「時代劇 危機一髪 〜伝承の技は守れるか〜」(こちら)という特集が組まれていましたが、とても興味深く面白い内容でした。戦争物と同様、時代劇も作り続けることが必要なジャンルです。番組でも言っていたように、国をあげての協力がもはや必要なのかもしれませんね。うんと予算をかけて面白いモノを作れば、見たいと思う人は増えていくはず。だって、もっと玉木宏の時代劇を見たいもん。作ってってくれないと困る〜。
番組内で、山田洋次氏が、作り手に新しい工夫がなかったから時代劇は衰退していったのでは、とかウロですが言っておられました。その意味では今年の「平清盛」は新しい感覚の時代劇ですよね。だって単純に、あの映像はスゴイな!と思うもん。見辛いとか汚いとか批判もありますが、あの「汚し」の効果は絶大です。コーンスターチも、不自然に感じない程度に適量であればものすごく効果的だと思います。批判に負けずにどんどん新しいチャレンジをしてってほしいです。

ar (アール) 2012年 02月号 [雑誌]

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