最近読んだモノ

アンダルシア

読み終えたあとで、シリーズ２作目の『女神の報酬』を読み忘れていることに気づいたが、ドラマもざっと見たし、もういいかなって気分。どうも私はドラマ・映画の原作があると、映像を見る前じゃないと読む気がなくなるらしい。だから新鮮に映像に向き合えないリスクがあっても先に読んでしまうのかな。ただ、『神様の女房』の原作はぜひ読みたいかも。やっぱり映像化が上手くいけば読みたくってことなのかな？松下家の執事をされていた方の著書だからよりそそられます。
さて、「アンダルシア」ですが…。どっぷりはまるというわけにはいかず、軽く読み流せてしまったなぁ。黒田さんも『アマルフィ』の方が魅力的だったかも。黒田耕作のシリーズは小役人シリーズの一環だと思うのだが、初期の小役人シリーズのようなほろにがい余韻が少ないのがちょっと寂しい。映画はまだ観てないけど、どうだったのだろう？　これからは寡作でもいいから、真保さんには『栄光なき凱旋』『覇王の番人』のような本格派大作モノを期待したいです。

隅の風景

相変わらず恩田さんはどんどん新刊を出すので、読むのが全然追いつかない！　これは恩田さんの紀行エッセイでしょうか。大変面白かったです。もともとインドアだというのにハードな旅行をけっこうこなしてらっしゃるのがスゴイ。いやぁ〜呑むわ呑むわ！（笑）　気持ちいいほど呑みまくってますね〜。恩田さんのそういうところが好きです。

歴史に裏切られた武士 平清盛 (アスキー新書)

義朝はほとんど登場しないので、さくっと終了させてしまいました。