大人の俳優

平安末期→昭和35年→現代(ギルティ)時々カリブ→平安末…(以下略)な毎日を送ってます。カリブといえば、潜水姿とともに、乗馬姿もめためた楽しみ。リラックスして乗りこなしてそうですね。白のタンク相変わらず超お似合い。日に焼けた上腕筋と、すらりとした脛の長さに見惚れる。
さて、本題ですが、30代に突入してからの玉木宏の出演する作品(これからオンエアなのも含めて)の役柄を見てると、つくづく大人の俳優になったなぁと思う今日この頃です。20代最後の頃、「これからは仕事の質をあげたい」とか「ステップアップしていきたい」とか話してましたが、着々と実現しているのが凄い。
思うに、大人の俳優になるにも、その役者の持つ資質と役作りに対する姿勢が大きく関与するのではと感じてます。資質とはズバリ、外見や声や挙動。童顔の人や声が高い人、少年体型な人などは大変だろうなと思う。姿勢とは、大人に見えるために本人が努力しているかどうか。もちろん、可能な限り若々しい役をやりたい人もいるわけで、そのために若作りに専念してる、というのはこの際論外としておきます。
でもまぁ、どの道アラサーになったら大人の俳優になってほしいというのが希望です。玉木宏は順調にその階段を上っていますね。彼はもともと大人の役が向いてるんだと思う。はじめてそう思ったのが、氷壁の2話を見た時かな。ベースキャンプ地で山本くんとしゃべっているあたりね。
極めつけの40代の織田信長を演じ切ったのは今更申すまでもなく。威厳のある演技をさせると俄然実力を発揮するタイプなのだというのがよく分かる。さきほども「敵は本能寺にあり」信長セレクションをリピったばかりですが、既に信長の台詞をそらんじてしまっているのが我ながらキモイ。何度見ても、そして見るたびに、「信長NO.1!」な気持ちになる。真島が上回ったかもと思っていたが、やはり良い勝負だ。真島には信長の片鱗がたくさん垣間見えるしね。
でも、ギルティでの真島は、今まで現れそうで現れなかった玉木の大人の男の生の魅力をあふれんばかりに噴出させてくれました。ともすればファンだけが知っていた、玉木がいかにセクシーであるかを、一般の視聴者にも知らしめたことは何よりです。真島については、まだまだ語り足りない思いなので、後日ゆっくりと!