＃11（追記有）

終わってしまった…なんか多くは語れないな
やっぱりラストはああせざるを得なかったんだろうな。それにしてもかなり切ない、やりきれない終わり方でした。まさか後追い心中とは。鳥肌が立ちました。なぜ死んでからのキスなんだろうと、何か不自然なタイミングでの真島（玉木宏）のキスの仕方に、最初はわからなかったのですが、よく見直してみると、玉木は実に繊細な演技をしてますね。覚悟を決めてのキス。死の接吻。がくんとなる体勢、だらんと落ちる腕。絶句しました。静かに…しかし戦慄の走る終幕。凄いものをみてしまったという感でいっぱいです。
「あいしてる」と言われた後の、「芽衣子…」とかすれた声でのささやきと、芽衣子のかすかな「はい」が忘れられない。
ドラマとして穴は山ほどあるけど、もう突っ込む気にもなれない。俳優さんたちの熱演が印象的だったし、真島拓朗という魅力的なキャラに酔いしれた、楽しい3ヶ月でした。

追記
いまだ余韻から抜け出せません。あのラストが頭から離れない。何故真島は死を選んだのか。ぐるぐる考えてもなかなか答えは出ない。それほどまでに絶望したのか。それほどまでに喪失感が大きかったのか。一人にさせたくなかったのか。最後まで寄り添うことで愛を全うしたかったのか。真島の心の傷を思うと、哀しくて切なく、そして苦しい。

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