空へ〜救いの翼〜

空へ-救いの翼 RESCUE WINGS- コレクターズエディション [DVD]

空へ-救いの翼 RESCUE WINGS- コレクターズエディション [DVD]

あきらめない─そこに命がある限り
「航空救難団」それは、人命救助“最後の砦”
幼い頃、航空自衛隊・航空救難団に母親を救ってもらった川島遥風(はるか)。航空救難団とは、海上保安庁ハイパーレスキューでは対応困難な厳しい状況下で出動する、世界トップクラスの救難組織。彼女はそんな救難団に憧れ、女性初の救難ヘリUH-60Jの新人パイロットとなる。過酷な訓練、感傷を捨てなければ全っとう出来ぬ人命救助の任務。荒れ狂う海へ、突風渦巻く断崖へ、強風吹きすさぶ離島へ。彼女は、葛藤しながら「救えないこと」の辛さをも乗り越え、救難ヘリ操縦士としての覚悟と誇りを育んでゆくある日、戦闘機F-15Jがレーダーから消えた。遭難したパイロットの救出に向った遥風は、残燃料のリミットと闘い、命懸けのミッションに突き進む・・・。

公式サイト
スカパーで鑑賞。地味ですが、不思議と印象深い映画でした。正直、ストーリーはそれほど面白いという訳ではないのですが、とにかく映像が凄かった!本物の迫力ってこういうことを言うんだなぁ。防衛省航空自衛隊海上自衛隊全面協力なだけあって、本物の航空機や艦船を使用し、基地内も実際の施設で撮影されている。 また、高度なテクを要する操縦シーンや救出シーンも自衛隊員の吹き替えによって行われ、そのプロの技術にビックリ!目が釘付け!ほとんどヘリの横幅ほどしかない岸壁に着陸しちゃったりするんだもん。すげーよ!
まったく、全面協力って、まさしくこういうことを言うんだね!(何かを思い出してる)
DVDのカバーにも描かれている海での救難シーンは圧巻。このすさまじき波紋のド迫力は一見の価値あり。ヘリコプターには今まであまり興味がなかったが、映画を見ていると、UH-60Jという救難ヘリがめっちゃかっこよく見えてくる。
軽部さんの解説によれば、主役の女性パイロット役の高山侑子さんは、なんと当時15歳!なのに背が高くキリッとした顔立ちのせいか、23歳役が違和感ありませんでした。演技も正直おぼつかないものの、自衛隊らしいキビキビした返事や話し方が好感持てました。