MW−ムウー第0章〜悪魔のゲーム〜

面白かったです。前半はちょっと退屈でしたが、後半の盛り上がりはけっこう見ごたえあった。小市慢太郎、大好きなんです〜。彼があんな縛られ方して痛めつけられてるのに萌え!あの小市さんがあんな縛られキャラで終わるわけないと思っていたら案の定…。小市さんの涙にもらい泣き〜。小市さんの独特の渋い存在感と声がも〜たまらん。
正直、短時間のやっつけ撮影感は否めなく、カメラワークや演出にもっとこだわりを持ってじっくり撮ってくれてたら、もっといい出来になったであろうに。そこがもったいない。例えば、玉木宏@結城の眼鏡の奥の目の表情が、せっかくアップなのによく見えないカットとかけっこうあって、あーもったいない!また、ある場面が昼でなく夜だったらもっと深みが出ただろうに、とかさあ。
本当は、映画につながる伏線がもっとあったらより楽しめたんだろうケド、それでもあれだけ登場してたならじゅうぶんなのかな。けど、16年前の事件を追ってて殺された奥さんのことは、もうちょっと見せてくれても良かったな。それにしても、佐藤健@隆志の巻き込まれようは、全てが計算づくだったのだろうか?恐るべし結城玉木!
隆志の行く末も壮絶でした。映画につなげるためにはあれしかなかったのかもしれないが、救いの無さに打ちのめされた。救いの無さ―これぞ『MW』!って感じですね。あの非情さはけっこうズシンとくるなぁ。
佐藤健くん、頑張ってましたね。彼の低い声に初めて注目したけど良い声してるのね。やっぱり声って大事よね。好演でした。このストーリーを乗り切ったのならば、終わって灰になったというのも分かる気がする。お疲れ様でした。
さーて、今週末はいよいよ『MW』公開!いつも行ってるシネコンでも玉木くんと山田くんの特別コメント映像を上映してくれるとのこと、やった!ついでに、こっぱずかしいけど、LOVE玉木宏コースも狙ってみるか!

★追記★
今日になって、CMカットして改めて観てみたら、初見よりもずーーーっと面白かった!上記で文句言ってた箇所も全く気にならず、むしろあれで正解だったんだなと思い直した。ストーリー展開も上手くまとまってるし、映像も凝っててなかなかスゴイ。何度も何度も見たくなってしまう。やるせない思いにかられるのもまたツボだわー。結局、好きなテイストな作品ってことで、こりゃますます映画が早く見たくなりました。しかし、結城ミッチーの着替えの速さはすごいな(笑)スーツに眼鏡男子っぷりも素敵でしたが、カジュアルなヘアスタイルと服装の時のほうがカッコイイので、もっとそっちを見てみたかったです。