本能寺の変

玉山クンの上杉景虎の最期を最後にリタイアしてたけど、「本能寺の変」とあらば見ないわけにはまいりますまい。土曜の再放送と昨日の回を見ました。おおー久々に与六登場。かわいいなーしゃべり方が♪しっかし相変わらず兼続はお使いばっかりしてるのね。で、また失敗してるし、また泣いてるし。あーあ。
で、吉川信長。良かったと思います。吉川晃司さんは今まで好きでも嫌いでもなかったけど、ガタイの良さは好きなので、見栄えのする信長だった。土スタでの吉川さんの話を聞いて、けっこう感動してしまった。乗馬合宿2ケ月というのと、徹底的に信長を調べたということ、当時の方言を含めた話し方も研究されたとのこと。凝り性なんですねー。あの、まるで歌うような独特の台詞回しはそういう背景があったんですね。あのイントネーションけっこう好きでした。で、信長はうつけというのはおそらく芝居であっただろうというのも納得。だからか、狂気や激高というよりかは、「理性の信長」という印象があったかも。さらりと「彼は革命家ですからね」というのに萌えた。「恋し始めたら終わっちゃった」というのが切なかったっす。
さてさて、題名が『本能寺の変』だったにも関わらず、本能寺シーンは10分もなかったんじゃあるまいか。明智光秀の苦悩そして謀反に至る過程もあれだけかい!まったくもう!本能寺で信長の大弓を射るシーンが入ってたのは嬉しいが…。いきなり春日山にテレポートして阿部ちゃん謙信とご対面〜!ってのは、一周回ってああいうのも別にいいかも。でもって最後に本能寺大爆発!『義経』再来…(爆)
せっかく吉川さんがあそこまで心血注いだ信長なんだから、もっと時間をかけて丁寧にやってあげて欲しかったわー。せっかくの「是非に及ばず」が〜。そういう意味では『敵は本能寺にあり』は、見せ場たっぷりで幸せだったかもね。あーん、また見たくなっちゃった、玉木信長。
そういや、前回は小栗くんの石田光成(まだ佐吉)も出てたんですね。なんか可愛い。でもそのうちあのヘンテコな鬘になっちゃうのか…