総評のようなモノ

去年の『風林火山』でもやったので、今年もやってみよう!って、いまいち『風林火山』ほどはモチベーションがあがりませんが、でも一応全話通して観たしなぁ。あ、総集編は、後編の4,5回だけ録画しましたがまだ見てません。龍馬がどのような位置で、どのような編集をされて登場したか、楽しみに見てみたい。

幕末モノは視聴率が取れないという風潮があったので、始まる前は、まさか『篤姫』がこれほど視聴率を稼ぐとは、思いもよらなかった。でも蓋を開けたらビックリ!たくさんの支持を集めてしまいましたね。

鹿児島時代から大奥入場にかけては、篤姫がどんどんステップアップしていく様がなかなか面白かった。そして家定と夫婦になってからは、家定役の堺雅人さんの演技に釘付けになりました。家定が亡くなってからは、少し見る姿勢もトーンダウンしてしまったかも。坂本龍馬の登場まで長かったなぁ。
しかしながら、すでに篤姫のカラーが「流血・戦闘シーンの殆どないホームドラマ大河」ということで。ここからして、完全に、好みの大河ではなくなっていたのでどうしようもないのですが、篤姫の龍馬も、本来、自分が見たかった坂本龍馬像では無かったような気がします。龍馬に絡んでくるいろんな人物・団体がはしょられすぎていたのも不満。いろんな意味で、惜しいなぁという気持ちでいっぱいです。でも龍馬の最期は良かった。玉木くんの本領発揮でした。あそこだけは何度も何度もリピしてます。

来年は『天地人』。若手俳優達の演技が楽しみです。