「のだめカンタービレinヨーロッパ」DVD

のだめカンタービレ in ヨーロッパ [DVD]

のだめカンタービレ in ヨーロッパ [DVD]

キター!!ああ、感動感動、本当に感動!やっぱのだめは良作です。さてざっとしかまだ観てないですが、感想です。ネタバレ注意。


まず本編。こうして改めて観ると、ヨーロッパ編は本当に豪華ですね。風景の美しさ、重みが半端ない。そして千秋ものだめも風景に負けてない存在感なのが素晴らしい。2人とも日本人離れした顔の小ささ、スタイルの良さなんだね。今までいろんな海外で撮ったドラマSPとか観たけど、ここまで俳優女優が風景にしっくりきてるのは珍しい。会見で千秋(玉木)も言ってたけど、のだめの世界観がヨーロッパに合ってのも大きいんでしょうね。
そして関心はディレクターズカットがどれだけ入ってるかということですが!
私はぼんやりさんなので、気が付かない部分もかなりあると思う。でも、それでもけっこう入ってた感はあります。けど、やむおちというのは裏を返せば、無くても差し支えないと判断したシーンでもあるので、放送版だけでも十分に満足できる。その程度のDC入りだと思います。
代表的なところで言えば、

  • 片平と千秋がプラハで食事をしていた時の白目シーン
  • 裏軒で高橋君が携帯で、「千秋君が入ってくるー!」の時に携帯赤外線通信(?)部分に千秋の顔がCGで挿入。笑った!
  • ハイドンの指揮シーンが長くなってた。嬉しい!
  • のだめと千秋がレストランに入る時に「のだめ〜もパリジェンヌ〜私も仲間入り〜♪」(てきとー)と歌って踊ってた。
  • 同じくレストランに入る時のシーンが挿入。のだめを先に店に通すレディファーストぶりにキュン。
  • 片平が妻に電話するシーンと、ジャンとゆうこのホテルの部屋でのシーンが追加
  • アヴェ・ヴェルム・コルプスのシーンでリュカの台詞が修正されていた。
  • お城で城主たちに案内されるところが増えてた。

まだあると思うが思い出せない&見過ごしてる。
本編のDVDのパッケージの中を開くと、そこには指揮中のキリリとしたかっくいい千秋が、でっかくバストショットでお出迎え!これは最高に嬉しかった。2夜のDVD表面にもリヨン駅仕様の千秋の全身ショット。これは去年の「スタイル」2008年2月号にも載ってたショットと一緒ですよね。これ大好きだったので嬉しい〜!

ブックレットも連ドラのDVDの時よりも良い出来でした。映りの良い千秋がいっぱい。最後はちゅーとろ直前のショットで締められていて、なかなかです。のだめ写真集が欲しいと、かねがね思っていましたが、ひとつひとつの写真は小さいけれど、十分これで満足できました。

そして特典ですが、ミニコンサートはジャン、片平、ミルヒー、のだめ、千秋、ヴィエラ先生、満遍なく入ってまして、本当にちょっとしたミニコンサートの雰囲気が出てます。
千秋は、ティルの長いバージョン、ラフマ3番が1楽章から入ってるようです。ラフマを沢山観れて嬉しいわ〜。チャイコのヴァイオリン協奏曲が無かったのはとても残念。

そしてクランクアップ映像。千秋こと玉木くんの晴れ晴れとした表情がすがすがしい。「(次は)鹿になります!」と真顔で言った後に、ニコッと破顔するのが最高〜〜〜!!

特典ではひとつ仕掛けがあって、ALLPLAYで観ると最後にのだめ(上野樹里)のオフショット集が、雰囲気のある素敵なBGMと共に入ってます。大半はマップでも見れた映像ですが、最後の方には、のだめを腕の方までマッサージしてる千秋の姿と声が。なんか感動しちゃった。千秋のオフショットはどうしたんだよう!という不満も正直ありますけどね。文句言っても仕方ないっす。

NG集が無かったのは残念ですが、のだめマップは見ごたえあったし、マップと本編特典、あわせてひとつと考えれば、今回も十分サービス満点だと思います。