Lesson4感想(再び)

巷ではすっかり神認定された伝説の4話。本当にクオリティ高かったなぁ。
「作ってみました、SオケTシャツ!」など、しょっぱなからテンション高くて勢いのある回でした。3話辺りから峰瑛太も絶好調。こたつシーンといい、うざったさ全開でGJ!
「いちいち口答えするな!」から「蛇使いかお前ら、絞め殺すぞ」あたりの千秋のオレサマ口調は最高。この辺からどんどん玉木に千秋が降りてきている気がしました。
こたつのCGは何度見ても素晴らしい。CGのしょぼさがドラマを台無しにした作品が多い中、このCGの質の高さは感動モノでした。ひょっとしてスルーされてしまうかもしれないと思っていた「こたつエピ」を、CG付きで手抜きせず、センス良く、しかも玉木千秋の美声のナレーションで表現してくれた。このCGもタイトルバックやEDを手がけた鈴木鉄平氏の作品なのでしょうか。こたつに初めて入り、密かに満足な表情を浮かべる千秋が可愛かった。スルメ交響曲でコンビニ行きのシーンは7回もテイクし直したという筋金入りのシーンだったんですね。3人の己を捨てての酔っ払いぶりは絶品だった。
前半はSオケが上手くいかないイライラ巻と試行錯誤ばかりのはずなのに、それを思い切りのいいギャグで中和していて、この演出本当に上手い。「千秋のばかー!」「あべし!」なんかのおかげで、千秋ピーンチ!でも楽しく見られました。
千秋の焦りとSオケとの食い違いは千秋が倒れるあたりで頂点に達したが、勘違いとわかりほっとしつつも、何かが違うとシャワーで考える千秋。そんな千秋に道筋を与えたのはまたまたのだめだった。ここでシャワーシーンを入れたのは、千秋がのだめが演奏してることに気づかぬまま、考える時間を与えるため?だとしたら、のだめの演奏に効果的に気がつくタイミングと、玉木千秋のお色気シャワーシーンをプラスという、一石二鳥、一粒で二度おいしいシーンなのですね!ごちそうさまでした♪のだめのピアノのベト7はとても癒された。千秋の満足な表情がとても良いです。
そしていよいよ公演へ。大げさな効果音とともにタキシードを脱ぎSオケTシャツになる千秋。ドラマチックでしたねー。並んで舞台に立つ千秋と峰がかっこいい!思えばこの、「千秋指揮、コンマス峰」というコンビはこれが最初で最後。演出もカメラワークも臨場感あふれてて、いかにもこれからコンサートって感が出ていてよかったなぁ。のだめの心配そうな顔は私たちの心情を代弁してるかのようです。のだめはSオケの演奏を心配したたのかもしれないけど、視聴者の多くは玉木千秋の指揮を心配してたんじゃないかな。今見ても玉木千秋の指揮はちょい素人っぽかったけど、いいんです。最終回の凄い指揮を知ってるから。「やるならここだろ!」は若干惜しい。もう少し大げさに手振りを映して欲しかった。玉木千秋の指揮の終わりのポーズやお辞儀の仕方も最終回とは違う。進化前、進化後って感じ?演奏後の千秋が男っぽくて死ぬほどかっこよかった。
そしてスリーピングビューティ千秋。しっかし綺麗だなー。あの顔に「ばーか、これはお礼だからな」の超重低音ボイスというギャップが良いんですよね。本当言うと、あの寝顔玉木は、私には綺麗すぎて中性的すぎていまいち萌えなかったんですが、ベンチに横たわる完璧なバランスの寝姿は神。
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