第2話

今回も良かった!1時間があっという間。上手い役者陣、上手い演出、テンポの良さとテーマの面白さ、全て揃ってますね。
このドラマのセンスが凄く好き。ロケ場所の選び方、カメラワーク、BGM(「NIGHT HEAD」みたいダナ)。渋い中にもちゃんと掴み所でケレンミたっぷりな演出で盛り上げてくるのが憎い。金融モノの醍醐味であるスリルとカタルシス、天国と地獄、お金は大事だよ〜etc・・いろいろ味わいながら見てます。
松田龍平のセリフがよかったなぁ。
「晴れた日には傘をかして、雨の日には取り上げる。それが銀行だって親父が言ってたな。」
有名な言葉ですが、それを使うにもってこいのシチュエーションに痺れました。親父が言ってたってとこがなんとも辛辣かつ悲しい。松田龍平の存在感は凄いですね。今後がますます楽しみ。そして、行っても何も出来ない、歓迎されるわけないと知りつつ、西野息子に会いに行ってしまう芝野。その無力さ加減、悲哀を柴田恭兵の静かな演技が魅せてくれました。大森南朋は今日もよかった。7年前の人の良い若者ぶりと今のクールなハゲタカぶりの演じ分けが上手かったですね。ホライゾンチームがなにげに好き。嶋田久作さんを見るだけでわくわくしてしまう。彼らの手腕をもっと見たい気分になっちゃうなぁ。
あの料亭って毎回でるんでしょうか。ふすまの柄がすっごいインパクトだなー。畑にある害鳥除けみたいだ・・