第7話

今週はあの、「ドラマでは神の回だった第4話」の日なのに。どうしてどうして見てて悲しくなるんだろ〜。でも、アニメは、やっちゃいましたねー。
オケを動かさないのはもうお約束なんですかねぇ。その分、どうでもいい日常のギャグシーンを一生懸命動かしてるわけなんですね。でものだめファンにとっては期待は逆なんじゃないかな。極端な話、日常シーンはどんなに紙芝居でもいい。その分、オケシーンが動くのを見たいんじゃないかな。確かに今回はCGによって楽器演奏シーンが少し動きました。でもソロ大写しで見せられるよりも、オケがちゃんと動いてるのを、見たいんだよ〜。もう少しクラシックに対する愛情が感じられればまた見方も変わってくるんだけど、そうじゃないのが痛いなぁ。
そして何より千秋真一の指揮ぶりをしっかり見たかった。のだめの手をひらひらさせる余裕があるなら、無駄にのだめを可愛く描く余裕があるなら、その分千秋の初指揮をもうちょっとでも丁寧に描いて欲しかったなぁ。あっけなかった。
原作に対する愛情も感じられない。のだめがせっかく原作通りにベトベン3番を弾いたのに、「いかづち、大雨、足音、どっきゅーん、どーろぼーどーろぼーどーろぼ」をカット。あっさりのだめのピアノを終わらせた。千秋がそこで感動する表情なんて記憶にも残らないほどにおざなりだった。玉木千秋があんなにも優しく染み入る表情でのだめの演奏を見ていたというのに。