第3回 愛と疑惑

「自分の人生だろう。生きたいように生きていいんだ。」
グッときたなぁ。
生きたいように生きられたら・・・。
自分も奥寺のように、強くなりたい。

見どころは、雪山から裁判へと移った今回ですが、裁判シーンも見応えたっぷりでした。NHKらしいドキュメンタリータッチ。その古風な演出は嫌いじゃない。
奥寺側の弁護士(寺田農)と、ヤシロ側の弁護士(矢島健一)寺田さんのいかにもマチベンらしいやさぐれた風貌と、矢島さんのエリート然としたたたずまいの対比が面白かったし、証人尋問は緊迫感に溢れていました。本当に、このドラマはキャストが豪華です。


気に入ったシーンその1
ヤシロの社長室での八代社長(石坂浩二)と奥寺(玉木宏)のやり取り。石坂さんの懐柔案の出し方が、実にいやらしくて絶品でした。対する玉木くんのあくまでも真っ直ぐで正義感に溢れた拒絶が良かった。この場面での玉木くんの演技も見事。石坂さんに上手く引っ張られて、台詞回しが上達していますね。石坂さんの存在感に負けずに、若さと一本気さを上手く出せてた。(このシーンが良すぎたあまり、鶴田さんとのシーンが空回りして見えるのが、ちと残念)


気に入ったシーンその2
玉木くんの腕立て伏せ!しかもランニング姿!腹筋のおまけつき!
レーニングしながらも、鶴田さんの姿が脳裏に蘇ってしまい、その煩悩を吹っ切りたいという、実に萌えなシチュエーション。二の腕の筋肉が綺麗でしたねー。ご馳走様でした。


続く(笑)