第4回 炎の中の抱擁

今回の少女漫画みたいなノリには、さすがの私も引き気味。話が分かり易くていいのかもしれないけど、これが大河でいいのかなぁ?


今回も思いっきりキューピッド役に徹する半兵衛様に同情しちゃたな。いまいち本意がつかめなかったけど、公式見る限り、やっぱり半兵衛様も千代のこと好きだったのね・・。しかも早くも血を吐いてます。半兵衛様がんばれー!
同じく、一言もセリフがないながら、炎の中から千代と一豊を見つめたり、雨の中を身も心も寒そうにして一夜を過ごす六平太に同情。
当然とはいえ、何も知らずに千代を射止め、婚礼に舞い上がる一豊。三人三様の対比が皮肉ですね。上川さんはそんな若造っぷりを本当に上手に演じてると思います。


なんだかんだいっても、婚礼の儀での、千代と一豊の周りの人々の表情がとてもよかったので、見終わった感想としては結構満足でした。終わりよければ全て良し?と思わなければ、一年間見続けられるものではありませんし。特に、津川さん、多岐川さん、武田さん、前田さん、佐久間さんと、親、あるいは親代わりの方々の感無量の表情には、こっちまでウルウルでした。


そして、いよいよ登場の山内康豊玉木宏。(新選組!斎藤一オダギリジョーの時のようにコーナー化しそうな気配ですw)
うにゃぁー!背が高い!頭ちっちゃい!なのに月代なので、余計に頭ちっちゃく見える。時代劇では、背が高すぎたり、顔が小さすぎると、見栄えがしなくなるようですが。それでも玉木くんは肩幅大きいし、着物が似合うので、細い体も恰幅がよく見える。26歳(今回の撮影段階ではまだ25歳か)になってからの時代劇というのも、顔に落ち着きが出て、かえって良かったかもしれないね。時代劇メイクもりりしくて格好よかったよー。にしても、お兄ちゃんがまだ総髪なのに、弟は月代って何故〜?総髪時代も見たかったのにぃ〜。
台詞回しもまずまず。新鮮でした。兄に対するツンデレぶり、良かったわ。あ、でも、氷壁見てる最中なので、なんだかコントっぽく感じるのは内緒・・w
来週の冒頭にチラッと出る他は、後半までお預けかな?兄を認め、右腕になる、そのターニングポイントのイベントは一体どういうものになるんでしょうね。楽しみです。

最後に今回のMVPは・・なんといってもチリチリ頭の津川雅彦さんですね!いやー笑わせていただきました。