1リットルの涙 最終回

1リットルの涙 DVD-BOX

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もうね、いまだに思い出すと泣けてきちゃうんだけど。感想書きたいのに、うまく言葉にならない。

全編を通して見てみると、本当にいいドラマでした。沢尻エリカ錦戸亮の演技につくづく引き込まれました。陣内孝則さんと薬師丸ひろ子さん、成海璃子ちゃんも全編通して素晴らしかった。脚本や演出ではダメ出ししたいとこも多々あるけれど(最終回の墓参りのゾロゾロわらわらとかね・・)、スタッフの原作に対する尊重の姿勢がひしひしと伝わってきたのがとにかく良かった。全編通して、生きることに対する前向きな姿勢を崩さず、尚且つ、青春のきらめきや瑞々しさを綺麗に演出してくれたのも良かった。

最終回の亜也と遥斗のシーンは本当に神がかってましたね。一年ぶりに会いにきた遥斗が、カーテン越しにハガキを読んだ後、「やっぱりお前には、欲張ってでも、無理やりでも、生きてて欲しい・・・。だから・・。オレ・・・」のセリフの、「欲張ってでも」の部分がすっごく好き。魂がこもってたよ、ほんと。
その後の、亜也がカーテンの隙間から手を差し伸べ、遥斗が立ち上がり、カーテンを開けて亜也に対面するシーンは、もうなんていったらいいのか!!鳥肌でした。究極のラブシーンだと思いました。手など握らなくとも、キスなどしなくとも、充分に色っぽい演出だったのではないでしょうか。でもって、遥斗が亜也のベッドの側にひざまづくんだよう。王子様〜!!って、こんな萌え感想を書く自分に罪悪感・・泣  その後の遥斗の声がことごとく涙声なのにも泣かされました。

毎晩見舞いに来るようになった遥斗と亜也が、今までのように憎まれ口を叩き合うのもすっごく嬉しかった。この二人の距離感がホントにたまらない。
亜也が日記を読んで欲しい、と頼み、遥斗が涙声で読み上げるのにも参りました。「生きてね ずっと生きてね」・・「わかった・・」にはもう号泣。
もう、素で泣いてるんだろうってくらい、綺麗に泣くんですね。エリカちゃんも錦戸君も。本当にこの二人でこのドラマを見れて良かったわ。

バスケットボールをする亜也と、それを微笑みながら見つめる遥斗のラストシーンも素晴らしかったですね。

はぁ〜。本当にいいドラマでした。
さて、ずっと我慢して封印してきた原作、やっと読めます。今までの私は、映像より先に原作を読む派でしたが、このドラマではそうしなくて良かったと、つくづく思っています。

それにしても、錦戸亮くんにすっかりはまったなぁ〜。今までも好きだったけど、和ちゃんより、ぶーより、遥斗が一番良かった。次回作が待ち遠しいです。