競べ馬の追加記事

もう一昨日のお披露目ニュースになりますが、まだ興奮さめやらぬAsagiです。追加ニュースも出てますね。
玉木宏 : 松山ケンイチにライバル心 「闘争心をかき立てられる」と 12年大河ドラマ「平清盛」
松山ケンイチ : 玉木宏と競べ馬で疾走 12年大河「平清盛」栃木ロケ
以下、インタビュー抜粋

義朝姿のお披露目となった玉木さんは、収録シーンを「馬での男同士の勝負」と説明。「正々堂々、真っ向勝負している、真っ直ぐな(清盛に)絶対に負けない感じが気持ちとして作れれば、義朝の形(乗馬スタイル)になっていくと信じて乗っています」と力強く語った。
玉木さんは、松山さんに対して「年齢は五つか六つ違うんですが、同い年ぐらいじゃないかという存在感がある。自然と闘争心がかき立てられる」と役同様、ライバル心があることを明かした。
玉木さんは「この仕事を始めて13年ぐらい経ちます。最初のころは同年代の役者がいっぱいいて、ライバル意識はすごくあった。正直、最近(その気持ちが)薄れているところがあったんですけど、松山くんと初めてお芝居をさせてもらって、久しぶりにその感覚を取り戻させてくれる俳優さんだなと思った」とコメント。それを聞いた松山さんは「光栄です。(玉木さんは)僕よりキャリアがあってお芝居も面白い」と返し、「義朝と清盛は源氏と平氏を超えた絆があると思う。武士として認め合っている部分がある。そういう感じで玉木さんとも芝居ができている気がする」と共感していた。
 この日は清盛と義朝が馬術の技量を競う「競べ馬(くらべうま)」を行うシーンの収録で、松山さんと玉木さんはそれぞれが馬に乗って駆け比べをした。松山さんは「僕が乗っている馬は若い馬で、僕と一緒で頭に血が上りやすくて、力の抜きどころがまだ分かっていない。似ているような気がする」と冗談交じりに話し、「玉木さんはうまいですね。車の操縦みたいに自分(玉木さん)が走りたい、止まりたいというのをちゃんと馬に伝えて、馬もそれに習ってる。へたくそではできないこと。素晴らしい」と絶賛した。一方、玉木さんは「馬場で一緒に練習したとき、(松山さんは)うまいなと思って、そこで自分の闘争心をかき立てられた部分があった。だからもっと(練習を)やらなきゃと思いがあった。松山くんだからそう思えたのかなと思う」と明かしていた。

相変わらず謙虚で相手を立てることを忘れない玉木さんです。闘争心をかき立てられる関係っていいですね〜。
何が嬉しいって、この競べ馬のニュースが大河ドラマファンの方々に、とても好意的に受け止められていること。歓迎されていますよね。今年の大河ドラマの脚本に不満を抱いている大河ファンは多いです。毎週欠かさず見ている私も同感です。脚本だけでなく、時代劇である大河ドラマならではの迫力や臨場感、リアリティが、今年の大河では置いてきぼりにされている傾向がありました。それを払拭して余りあるような今回の競べ馬の画像・映像は、待ちに待った豪快なカタルシスを従来の大河ファンにもたらしたのではないでしょうか。中世の人間達の持つパワー、バイタリティ、プリミティブな、人間味にあふれたある種の爽快感。それらを松山ケンイチさん、玉木宏さんが手加減なくダイナミックに生き生きと演じています。あれから私も動画を拝見させていただいて確信し、更に高揚してしまいましたが、画像だけでも、お二人が大変な修練を重ねて乾坤一擲の名場面を完成させたことが見て取れます。
今まで時代劇の玉木宏をあまり知らず、違和感・不安感を持っていた人も、そのワイルドな存在感に驚き、認めてくれている。それが何より嬉しく、心強く思います。
作品自体は蓋を開けてみないと判らないので、期待しすぎないように注意はしたいですが、今現在、断片的に出てるだけでもスタッフや役者の本気度がびんびん伝わってくることは間違いありません。エネルギッシュで骨太でスケールの大きい作品の片鱗が垣間見えることも間違いないと思います。本当に、楽しみですね。