『山本五十六』半藤一利

山本五十六

山本五十六

や〜っと読み終わった!読めない単語、意味のわからん単語が多すぎて〜(涙)。でも戦争が始まってから以降は少しはサクサク読めたかも。山本五十六さんって、戦争に反対だったのに何故無謀な作戦を実行していったのか、いまいち謎だったのですが、読んでみてなんとなく判った気がします。個人的には山本さんのことは肯定も否定もしませんが、かなりのカリスマだったんだろうなあってのは理解できる。
山本さんと同じ新潟県長岡中学校(現長岡高校)の同窓の先輩後輩ということもあって、山本さん贔屓を自認しているという半藤氏だが、書の内容は山本さんの行動への疑問や批判もきちんと描かれていて、わりかし公平な視点だったような気がします。
戊辰戦争の時に、賊軍として官軍にガトリング砲で対抗した河井継之介にも触れ、継之介らが見せたさむらい魂、長岡魂が山本の中にもしっかり流れているという話は面白かった。
半藤氏が監修に入るってことは、この本も原案的な位置づけになりそうですよね。玉木@真藤利一の心の声の内容が楽しみです。

それにしても、当時の日本の大本営の考え方や情報開示の仕方などが、現在の日本とかぶって仕方なかった。大きすぎて身に余る出来事が降りかかった時には、日本のトップの思考は甘くなるというか、想定外のことは考えないようにしてしまうというか、最悪なことは起きないに決まってると思い込んでしまうのだろうか。これは日本人の体質なのだろうか。



そんな真藤さんこと玉木宏の台湾ライブ映像がめざましで流れました!盛り上がってて楽しそうだったね!ニューアルバムからの曲もいい感じ。ほんと、今度のアルバムはライブ向きドライブ向きの曲揃いですごく好き。