JIN-仁-

ネタバレ注意

想像していたラストとはがらりと違っていたけど、納得の最終回だった。前シリーズの1話に見事につながって、綺麗にまとめたなー。てっきり仁と咲さんは成就するものと思っていたのに。自分がこんなに咲さんの思いに肩入れしていたことに驚いた。それだけに、最後の咲さんの手紙には感動したなー。本当に、けなげで慎ましくて凜としていて、素敵な女性でした、咲さん。仁の存在は残らなかったけれど、仁友堂の名前は後世に残った。咲さんの願いはある意味では成就したんですね。それにしても切ない〜〜。読んでないけど原作では仁と咲さんはハッピーエンドだったらしいし、原作と変えてくるとは聞いてたけど、これほど変えてくるとは思わなかったんだよ。でも、実写ならばこのほうが納得できるかも。これで良かったんだろうな、うん。余韻の残る、品のある終わり方でした。
いろいろとアレレ?と思うところはあるけれど、タイムスリップ物は突っ込みいれるとキリがない。あれだけ丁寧に、思いを込めて作られたドラマは昨今の民放では珍しい。高視聴率も納得の良作でした。