ゼロの焦点

松本清張シリーズ第一弾ってことで見てみました。いやー、怖かったー。中谷美紀さん、美貌故に余計に凄みが増しますね。西島秀俊さんの出番が少なかったのが残念。
時代は昭和32年設定なんですね。女優さん達のファッションを見てるだけでも楽しいです。広末さんの上品なコートやジャケットの着こなし方や、ハンドバッグや手袋の持ち方とか、素敵だったな〜。中谷さんも、当時のいわゆるシネマファッションを華麗に着こなしていて素敵でした。50年代ファッションって、女性の美しく細い部分を強調する女らしく上品なデザインの服が多いですね。長めのコートからのぞく広末さんの細い足首、七部丈の袖からのぞく中谷さんの細い手首、広い襟ぐりから覗く鎖骨、どれも美しかったです。母親が50年代ファッションの洗礼をもろに受けてきた世代であり、洋裁を職業にしてきた人でもあるので、いろいろ聞かされたし、当時のようなレトロなデザインの服をいろいろ作ってもらった思い出があります。
この映画も戦争の傷跡がらみのお話なんだなぁ。時代も3年しか離れていない、昭和のお話。またまた良い予習ができました。


映画の途中で流れた砂の器のCM、「顔がめちゃめちゃにつぶされてますね」って言ってるやつですが、初めてみるバージョンでした。「永遠を知りかけているって言ってましたけど、永遠って何ですか?」的な台詞が。和賀と吉村の掛け合いが多そうで楽しみです。

早朝のTVクリップでは2分ほどの番組紹介が。線路を歩きながらアレを探している吉村のメイキングが映ってました。あとは玉木、中谷、小林、佐々木のインタビュー。そして初めて映像で残りのキャスト陣の映像が!明日からの「テレ朝V」も毎日番宣があるみたいだけど、毎日違う内容なのかな。だとしたら大変だけど、多分これらも当日のメイキング番組の一部だと予想してるんですけどね。