一番好きな大河

NHKでこんな企画が始まってるんですね
大河ドラマ50〜見せます!大河のすべて!(仮)
お正月なのでどこにいるかわかんないけど、録画してぜひ見たい。
そして「あなたの好きな大河ドラマ」アンケートもあるみたい。自分は新選組!以降の大河ファン(と言えるかどうかも謎だけど)なので、サンプルはとても少ないですが、自分だったらこうかな?

  1. 新選組!…あれほど心震えた群像劇はない。主役から端役にいたるまでしっかりリスペクトされ生き生きと描かれていた。
  2. 風林火山新選組!と最後までどっちが1位か悩む。大河としての完成度と大人の風格においてはこっちの方が上。
  3. 功名が辻…賛否はあれど、3傑の描かれ方はなかなか良かったと思う。
  4. 篤姫…賛否はあれど、面白い回もたくさんあった。けっこう泣けたしなー。
  5. 義経…稲盛いずみ@常盤の美しさや妖怪のような平幹二朗@後白河と夏木マリ@丹後の局が印象的。

(再放送で見た「黄金の日々」は別格扱い。)
龍馬伝もついに最終回を迎えるのみとなってしまいましたが、なんとか完走はしたものの、最終回にかけての盛り上がりがひとつもないのが自分でも意外です。義経でも篤姫でも、ぶうぶう文句たれながらも最終回はけっこう楽しみだったのに。理由は2つ。龍馬への異常なよいしょ。実在の人物へのリスペクトの無さ。前者はここ最近の大河ではすでに恒例になっているのですでに諦めにも似た境地ですが、後者についてはただただ寂しいものがありました。同じ幕末を描きながらも、「新選組!」とは両極でしたね。三谷幸喜さんのすごいところは、メインの試衛館メンバー9人について、脚本をひととおり書いた後、それぞれの立場になって脚本を9回読み返してるという姿勢。なので、たとえば、いつもはいるだけなのに、死ぬ間際になって急にスポットライトが当たるといったお粗末さが見当たらなかった。メイン以外の人物でもその作法は当てはまっていました。だからこそあれほどに全ての人物が血肉のついた役どころとなりえたのだと思う。
次の「江」はどうかな。篤姫の脚本家さんというだけで、想像がついてしまうのですが、トヨエツ信長だけは楽しみです。始まる前になんとか「江」の事前感想を書きたいものです。
その次の「平清盛」、主役はまさかの松山ケンイチさん!いやーびっくりしました。こんなに若い人が来るとは。また自分の予想はずれちまったなぁ。でも松山さんならさもありなん、という感じではありますね。言われてみれば、あのイメージ映像はカムイそっくりだ。カムイは見てないけど。あのしゃべり方が時代劇大丈夫なのかなーと気がかりではありますが、さて、どんな清盛を見せてくれるんでしょうね。けっこう楽しみです。