感想その2

昨日になりますが、2回目の「真夏のオリオン」を見てきました。やっぱりいつも行ってる映画館だとなんか安心して見れるなー。レディスデーだからか、客層は私よりプラマイ10才くらいの女性が多かったです。(まぁ、私がいくつなのかってのは聞かないで、くれ)もっと年配の方々が多いかと予想してたのですが、場所柄ってのもあるのかも?「MW」の予告も初めて大画面で見れて嬉しかったー。ロビーには手塚治虫のMW原画のレプリカが飾ってあってけっこう感動。
さて、二度目のオリオンでしたが、やはり、落ちついた良い映画でした。起承転結がけっこうはっきりしていて、実にまとまりのあるストーリー構成。どことなく「古き良き日本映画」みたいな雰囲気を漂わせています。こんなにイマドキの若手俳優たちが出演してるのに不思議だなあ。それも、ひとりひとりが自分の役を心得たいい仕事してたってことなのかも。誰一人悪目立ちすることなく、手抜きもせず、真面目に真剣に潜水艦のセットの中に溶け込んでいました。古いのに新しい、そんな相反する魅力がつまった味わいのある映画でした。
玉木宏の倉本艦長は、普段は実にひょうひょうとしてつかみどころがない人なのね。戦闘モードに入ってる時の冷静沈着な対応とのギャップが効いててそこもまた魅力です。