報知記事&関連作品

今頃ですが、13日付けの報知新聞、買いました。ヒロイン役は北川景子さんでした。
北川景子が同世代に伝える戦争の現実…「真夏のオリオン」ヒロイン役
そう来たか!予想もしてなかったキャスティングでしたが、言われてみれば、知名度的にはなるほど納得の線。堂珍さんの妹役という役柄的に見てもほどよく華やかで、なおかつ戦争映画的にもギリギリいけそうな涼やかな顔立ちかも。報知の写真や本人のブログの写真を見ても薄化粧がけっこう似合っております。ただ、今のドラマに出てる時の声と演技はいただけない。ついにあのドラマはリタイアしてしまったのですが、あの声で映画やっちゃうのはやめてほしいなー。
それにしても、ついに出ましたね。玉木艦長の白軍服姿。顔が細いので、帽子に負けちゃってる感が若干しなくもないですが、でもエリート艦長らしさが出てます。堂珍さんもカッコイイ。てかすごく似合っててビックリです。
もはや私の一番の興味は潜水艦の中の戦う玉木艦長なので、たとえ略帽だろうと、半袖半ズボンだろうと、何でも来いな気分です。

伊58潜帰投せり (学研M文庫)

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原作の倉本艦長のモデルとなったらしい橋本以行艦長の潜水艦での太平洋奮戦記。主に対インディアナポリス戦以降を読んだのみだが、実に明確で判りやすい文章で読みやすかった。「艦長は潜水艦の眼であり、頭である」というのが印象的。戦闘前には八幡宮の神札入りの白鉢巻をつけるんですね。そういうのも再現してくれないかな。インディアナポリス戦には使われなかったが、実際には回天の出撃はあったようで、回天乗員に関する記述は胸に迫ります。

最近スカパーで見た戦争映画の中で特に印象に残ったのが『人間魚雷回天』。特攻魚雷回天の乗員に決まった海軍の予備学生達の人間模様。なんとも理不尽な時代だったんですね。出撃前夜の乗員達の一夜の過ごし方や、それぞれの心情が印象的だった。優秀な学生達が多いだけに、死を美化するでもなく、いささか哲学的だが感動的な台詞が多々あった。出撃を前に恋人との逢瀬を果たすというのも切ないのう。戦争映画ってこういう恋愛シーンはやっぱ定番なのだろうか。「オリオン」ではどのくらいの割合になるのかな。回天乗員と艦長のやり取りもしっかりやってくれるかな。

人間魚雷 回天 [DVD]

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