信長〜KING OF ZIPANG〜

食わず嫌いをしておりましたが、本能寺が見たいばかりに、最後の3回を真面目に視聴してみました。おお、緒形信長・・それなりにはまってるかも。終盤になって髭をつけると、ちゃんと信長に見えるではないか。食わず嫌いをしていてもったいないことしたかもなあ。緒形信長は、激情型ではない淡々とした怖さをかもし出していて、こういう信長もありなのだなと納得。誰かが話しかけると「ん」と返事をするのがとても信長らしくて好きだわ。
この大河は1992年の作品。15年前ですか。とにかく画面が渋く、作りも渋く、なかなかの出来なようです。今の大河とは緊迫感が雲泥の差!
キャスティングには驚きました。緒形直人の信長はともかく、光秀がマイケル富岡徳川家康郷ひろみ羽柴秀吉仲村トオル!びっくらこいた。なんだこの美形揃いは!?でもマイケル富岡は悪くなかった。生真面目でノイローゼ気味になっていく様子がさまになっていました。
本能寺の変もあまり変な描写はなく、淡々と渋く信長は消えていきました。随天(平幹二朗)は弁天さながらの不死身っぷりでしたがね。
敵は本能寺にあり」に向けて、良い予習になりました。