天然コケッコー

観てきた!自分的には大当たりでした!見てる間、幸せなあまり顔がにやけてしまうのをこらえるのに一苦労。中学生が主役なのに、全然ガキっぽくない、大人のための地に足つけた作品に仕上がってましたわよ。原作が地味なだけに、ものすごい盛り上がりなどなく淡々とした映画なんだけど、暗転暗転の繰り返しで「エピソードの羅列」みたいなところもあるんだけど、そんなの気にならないほどに、映画の中の空気感にすっぽり入り込んでしまいました。
なにより脚本と監督が縁の下の力持ちに徹してるのが潔いですね。そしてどんぴしゃりのキャスティングが輝きまくってました。
なんといってもそよ役の夏帆ちゃん。もーそよにぴったんこ!表情から体つきから、ちょっぴり足の太いトコまでそよにぴったりなんだもん。ほんとーに可愛かった。
そして、大沢くん役の岡田将生くん。大好きな原作の大好きな大沢くんを、こんなにかっこいい子にやってもらえて、もーしあわせ!!大好きな千秋を大好きな玉木くんに演じてもらった幸せと同じレベルですね。「花君」での岡田くんも可愛くてかっこいいけど、この大沢役の岡田くんは、間違いなく代表作になりますね。18歳(当時17歳か?)にしてこんなはまり役を手に入れられるなんて、なんて羨ましい。たたずまいが大沢君そのものなの、もうほんとに。背の高さ(180cm)も、肩幅がしっかりあるガタイの良さも、足の長さも、顔の小ささも、透明感あふれる綺麗でクールな顔立ちも。すべてが大沢君でした。これは「Love Letter」で柏原崇が演じた美少年ぶりに匹敵するくらいの衝撃でした。
岡田君自体は、大沢君とはかけ離れた性格で、シャイでナイーブな、そして多分、かなりの天然くんなのではないかと思うのですが、人懐こい笑顔がまた魅力でして。これは「花君」でも存分に発揮されてますね。この岡田くんが演じる大沢君は、原作ほどトゲもなく、スレてもいない感じで、でもそよにだけ見せる「優しさ」や「照れ」なんかが絶妙で、結果的に「映画ならではの大沢君の魅力」になったんじゃないのかな。岡田くん、多分これからうんと人気出るでしょうね。この映画時、演技はほぼ素人だったようなのですが、監督にしごかれたせいか、あまり気にならなかったです。若い男の子の喋り方って、けっこうぶっきらぼうというか、棒(笑)でいいんじゃないかって気がするので。
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映画館に行ったもうひとつの目的は、「ミッドナイトイーグル」前売り券ゲット。この券の写真の玉木くんがモロ好みなのでね。大沢さん吉田さんとそんなに年の差を感じさせないほどに、ワイルドで骨太な落合です。いやー玉木さんも大人になったねー(>o<")(←使い方間違ってる)