「1リットルの涙」「いのちのハードル」

1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記 (幻冬舎文庫)

1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記 (幻冬舎文庫)

いのちのハードル―「1リットルの涙」母の手記 (幻冬舎文庫)

いのちのハードル―「1リットルの涙」母の手記 (幻冬舎文庫)

いつもは映像化よりも先に原作を読んでおきたい派です。
でもその場合、映像化が失敗だった時のダメージが大きすぎる(例;め組の大吾)のと、原作との些細な違いが気になって、映像にのめり込めない場合が多い。
映像化された作品で、原作同様に感動できた作品は数少ない。例えば、「半落ち」「ローレライ」「エースをねらえ!」「クライマーズ・ハイ」(前半しか見てないけど)・・

さて、この「1リットルの涙」ですが、先に読むとのめり込めないタイプの作品のような気がして、読むのをじっと我慢しました。原作には遥斗@錦戸亮は出てこないもんな(泣)。お陰で、ドラマにははまりまくり!ようやっと、最近、あの異常なまでの熱は冷めてきたかな〜?ってことで、読みました。
うん、良かった〜!!
予想以上にシンプルかつ簡潔な日記ですが、中身は本当に力強い。文字通り、「生きる力」に溢れていた。うすらぼんやーり生きてる自分が恥ずかしくなる。ネットで何人もが、「この本で人生変わった」とか、「バイブルだ」とか言ってるのを拝見しましたが、気持ちわかります。これからも折にふれ、読み返したくなる本でした。

「いのちのハードル」
こちらの方がより、泣けてしまいます。子供を思う親の気持ち(逆もしかり)ほど、胸がつまるものはないです。