第9話

うおー!さすが最終回一歩手前の回!盛り上がりましたねー!
正直、「木を隠すなら森」ってのは苦しすぎな気もしましたけど、藤原くんと堀田イトのポイントUP展開なので深くは突っ込まないことにしましょうか。しかし、何の役だろうとワクテカして登場を待った石井正則さんが、実は単に資料館の人だったとは!なんて贅沢な!贅沢といえば、鼠の声が戸田恵子さんでしたね。これも贅沢だわぁ〜。マチルダさ―――ん!
今回の最大の見所!近鉄電車のライトに浮かび上がる堀田イトと鹿、カッコエエ―――!
で、キター!「マイ鹿です、先生」!
すっごく良い笑顔の堀田イトと、なにやら満足そうな鹿の顔が絶妙でした。1話で言った冗談が現実になったことのカタルシス。笑いながらも鳥肌モノでした。も〜、今回は堀田イトこと多部未華子ちゃん、可愛すぎ!どんどん表情が豊かになっていくもんだから、見てるこっちはその魅力にやられっぱなしです。
重さんもますます面白いやら、変だわかっこいいわで、とても語りきれない。てかこの回、笑いが多すぎて、とてもとても拾いきれないけど、おでんほおばってハムスター状態の小川には、壮絶にツボりました〜。
リチャードこと児玉清さんの熱演は凄かったですねぇ。ヤダヤダヤダには大笑いしちゃったわ。
この話って、クライマックスはまるでRPGのようなノリなんで、ドラマ前は心配でした。でも、いざ映像化されてみると、こんなにも面白く仕上がってる。これには参った。脱帽です。
さて、ヲタの欲目も入ってるのは重々承知の上ですが、玉木宏はこのようなRPGの主人公にはピッタリだなぁとつくづく思う。普段情けないけど、真価を発揮する時にはちゃんとかっこいい。後ろ向きなヘタレだが可愛げもある。女性陣を引き連れて歩くのも、ほのかなLOVEも似合うルックス。神経衰弱っぽい線の細さと、科学者に似つかわしい風貌。基本普通の人間なのだが、現実離れした場面に負けない存在感。前半と後半のメリハリ。こうしてあげてみると、小川という人間は沢山の要素を持っているので、そのバランスを取るのは結構難しかったはず。玉木さん自身が努力して体現したこの小川という役、大成功だと思います。
最終回予告にはドキドキ!ちゃーんと堀田イトと小川の電車のシーンがあって嬉しいよー。しかも藤原クンの気持ちにもしっかり答えるんだね。良かったねー藤原クン。よくよく考えればやりすぎなのだが、こうでもしないと収まりがつかないのかもね。両方見たかったので、私はこれで別にいいや。最終回は他にも見たいシーンがあと2つ。タオル用意して待ちますとも!